COLUMN しずおか住宅解体コラム
2024.04.17
▶︎家の解体には何日かかる?
延床面積が30坪前後の一般的な木造2階建て住宅の場合、解体工事にかかる期間は3〜10日程度が目安です。
しかし実際には、解体工事のほかにも多くの工程があるため、トータルで2か月ほどはみておいた方がよいでしょう。
各工程にかかる期間の目安は以下のとおりです。
・解体業者の選定 :約1か月
・片づけ・不用品の処分 :約2週間
・着工前・近隣への挨拶 :約1週間
・工事完了後の手続き :約1週間
▶︎構造別の工事期間
家の解体にかかる期間は、建物の構造によっても異なります。
2階建て住宅の解体工事日数の目安は以下のとおりです。
|
30坪 |
50坪 |
木造 |
3〜10日 |
6〜14日 |
鉄骨造(S造) |
10〜20日 |
10〜30日 |
鉄筋コンクリート造(RC造) |
14日以上 |
15〜45日 |
※重機が入れないほど狭い場所では手作業になるため、より多くの日数がかかる可能性があります。
▶︎家の解体期間を遅延させない3つのコツ
建物の構造や立地以外にも、工期が長くなる要因はいくつかあります。
売却や建て替えなどで希望する期間内に解体したい場合は、以下のような点に注意しましょう。
① 気候のよい時期に解体する
解体工事は雨や雪などの悪天候が続くと延期されます。
梅雨の時期や台風シーズン、大雪が予想される冬の時期は避けた方がよいでしょう。
② 不用品を処分しておく
建物の中に不用品が残っていると、運び出すのに時間がかかります。
工事前の現場調査にて処分の対象としていない(現調なしで見積もっていた)場合には
追加料金が発生する恐れもありますので、自治体の粗大ゴミ回収などを利用して
できる範囲で処分しておくことをおすすめします。
鉄製品や木製の家具などは、解体工事時に一緒に処分できることもありますのでご相談ください。
③ 早めに業者を選んでおく
工事依頼が集中すると、希望の日程で解体できない可能性があります。
とくに12月〜3月の繁忙期は重機や人手不足ですぐに対応できないこともあるため、解体を決めたら早めに業者選びを始めておいた方がよいですよ。コラム一覧に戻る